ジオのブログ

しょっぱいものが好き

週報 2025-41週目

やる気が降りてくるのを待っていたら

何週間分も溜まってしまっていたのでいっちょやりますか……の感情

今週見たもの読んだもの

劇場版総集編 前編「ガールズバンドクライ青春狂走曲」

https://girls-band-cry.com/

まだ前編なので全体的な感想は後半も見てからにするのね。

総集編としてストーリーがまとまった結果、仁菜のクソガキ成分が希釈されてまさしく正論モンスターになっていた。ダイダスを抜けてからも結局音楽にしがみついている桃香に仁菜「自分たちが間違っていないと証明しましょうよ」と言い続けるが、当の桃香はずっと二の足を踏んでいる。井芹仁菜「桃香さんなんでダイダスやめたんですか!?」とキレ続ける120分で、とても良かったですね。

ただ新川崎女学院のくだりがカットされていてショック、残念さね。

やはり東アニの3Dアニメーションは劇場で見ても凄い。3Dを用いながら手書きアニメに近い演出をしている。

www.youtube.com

アニメ放映当時から話題になっていたシーン。3Dのアニメがモデルを破綻しないように作成するから動きが固い印象があるが何度見ても3Dらしい硬さがない。今までにないこの3D技術に、当時のジオは「アニメってすげ~~」と感動しながら見て、アニメを追っかけ始めたが、もう一回劇場で見れて良かった。

おいしいごはんが食べられますように

www.kodansha.co.jp

ネットでもよく見ることが多いし、芥川賞作品でもあるし、と前々から気になっていた「おいしいごはんが食べられますように」が文庫化したと聞いて思わず買ってしまった。

ジオは小説として芥川賞作品をかなり気に入っている。中編までの純文学に送られる芥川賞は、文壇から評価されるほどのテーマ性を持ちつつもコンパクトに収まっていて、どれも小説として気高くジオの前に存在している。

しかし芥川賞作品にも問題があり、シンプルに単行本の値段が高い。
おおよそ120ページで完結する作品に1,600円は単行本高すぎる。しかも最近はダブル受賞も多いから3,200円じゃないっスか~ と思いながら毎度買っているので過去の受賞作はあまり買えないでいた。
しかし、単純な問題はシンプルに解決されて最強に至る。面白い作品を解説入りで700円で買えるのはかなり大きい。皆さんも何買えばいいのか迷ったときは文庫化した芥川賞作品がオススメです。

そして、買った勢いで読了。
祈りのようなタイトルから遠い、グロテスクさがある作品だった。飯が全く美味しそうに描かれていない作品で良かったですね!

職場でよく手作りお菓子を振る舞っている芦川と、芦川の彼氏だが食への興味がなくお菓子の持ち込みにうっとおしさを感じている二谷、そして、芦川を苦手に思う押尾の3人の人間関係の違和を書いた話だった。

押尾が芦川を嫌っていた理由は、芦川は弱さを行使するからだ。頭痛や体調不良によって一部の業務や残業や異動を免れている芦川に、押尾は自分も片頭痛をもっていても出社して業務しているのにと思っている。そんな押尾が二谷に芦川への「いじわる」を持ちかける。

職場で「弱さ」を行使する人間が「おいしいごはんが食べられますように」と丁寧な生活態度をとろうとするグロテスクがあった。どの職場にも存在する声を上げるほどでもないささやかな負担の勾配のある部分や、芦川の(本人は自覚していない)したたかな部分だったりや良かったですね。ジオも職場では業務への貢献というより、人畜無害であることを軸にして人間関係を構築しているから他人事じゃないなと思いながら読んでいた。

 

今週の感想

オタクイズデッド

最近、オタクでなくなった自分を想像する。
実際のところは毎日なにかしらのアニメかマンガかは見ているし、Xに美少女が現れると毎度新鮮にウヒョついている(最近はステラソラの女主人公がかわいいですね)。

たとえば自分が美少女を見ても感動しなくなったとしよう。それでも自分は実在よりもフィクションのほうが好きなのは変わらない。よくよく構成されたフィクションに完全性を感じる性分なのでミステリをもっと読むようになったりするのだろうか。

それとも、一気に現実を愛好してしまうようになるのか。周りの関係の機微に敏感に立ち回る人間になっていくのか

「おいしいごはんが食べられますように」を読んでから、自分の強さ弱さを振りかえり始めたからかもしれない。自分のうちにある自閉的な部分をオタクとして強さだと信じていた土台を少し崩された気がする。(外でカップルを見た時の腹立たしさは何なんだろうか)作中で「強さ弱」さの話をしていても、「強がる」ような話は指定なんだけどな。

まだまだその気はないが、10年後20年後どうなっちゃうんだろうな。

 

久々に書いたらとりとめがない文章になってしまった。やっぱ定期的に書かないとダメっすね